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土井善晴と日本の文化を感じる講演会シリーズ 第3回 有森裕子×土井善晴

土井善晴と日本の文化を感じる講演会シリーズ

第3回 有森裕子×土井善晴

 

10月10日(月)、「土井善晴と日本の文化を感じる講演会シリーズ」の第3回目がキッチンスタジオLupeで開かれました。

今回のゲストは、1992年のバルセロナオリンピック女子マラソンで銀メダル、1996年のアトランタオリンピックで銅メダルに輝いた、有森裕子さん。この夏日本を沸かせたリオデジャネイロ・オリンピック、パラリンピックが終わり、次はいよいよ東京大会。期待が高まるなか、オリンピアンの言葉に耳を傾けようと、多くの人が集まりました。

対談は有森さんの「初めて自分で自分をほめたいと思います」のコメントが有名な、アトランタでの懐かしい映像からスタート。その言葉の裏にあった、紆余曲折のランナー人生が語られていきました。実は有森さん、決して突出した運動能力があったわけではなかったといいます。生まれたときは両足の股関節が脱臼しており、陸上を始めてからもケガが耐えなかったそうです。

その有森さんがどのように一流のアスリートになったのか。土井先生がその秘密に迫っていきます。有森さんは、記録が伸びないときも、自分で納得して決めたことは粘り強く、続けました。土井先生は、有森さんの「考える力」に注目します。冷静な分析力があるからこそ、次につながったり、何かを引き寄せたりしたのだと。

42.195kmのなかでは、起きることすべてを受け入れ、常に自己判断をしながら進んでいく。最初の位置取りからペース配分、給水、変化する天候への対応。そのとき大切なのが、自分の心とからだとの対話=考えること、なのだそうです。これは私たちが生きていく上でも、大きなヒントになる言葉ではないでしょうか。

最近のオリンピックでの女子マラソンの成績にふれ、「もうそこに戻ることはない」としつつも、「やるぞ、と思ったら、気持ちの集中のさせ方は誰にも負けない」という有森さん。一瞬、「選手に復帰?」と思わせるような言葉に、会場からは拍手も。有森さんの熱い思いに触れた時間となりました。

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