WACCA ANIMAL PARADE / Summer Decoration2026

- 開催日時
- 装飾期間:2026年7月1日~8月31日
- 開催場所
- 1階エントランスほか




WACCA ANIMAL PARADE
私はアートを、作品単体で完結するものではなく、人や空間との関わりの中で価値を生み出すものだと考えています。
絵画を鑑賞するためだけの場所ではなく、日々の暮らしの中に自然と溶け込み、その場の空気を少し明るくしたり、
人の気持ちを少し豊かにしたりすることも、アートの大切な役割ではないでしょうか。
今回の「WACCA ANIMAL PALADE」では、その思いを軸に、私を含む3名のアーティストによる動物をモチーフとした作品を館内各所へ展開しました。
動物は、子どもから大人まで直感的に親しめる存在です。作品の前で思わず笑顔になったり、
「この動物が好き」と会話が生まれたり、アートに詳しくなくても自然と楽しめる入口になってくれると考えました。
エントランスやエスカレーター周辺のラッピング、吹き抜けを彩るタペストリー、そして実際の絵画作品へと続く構成は、館内を歩くことそのものが一つの展示体験となるよう意識しています。
作品を「見る」のではなく、空間の中で作品と「出会う」。
その積み重ねによって、商業施設という日常の場所が少しだけ特別な風景へと変わることを目指しました。
アートには、知識や文脈を理解して初めて成立する表現もあります。それらを否定するつもりはありません。
しかし本企画は、それよりも先に、人の感覚へ素直に届く表現を意識して作品を選びました。
難しく考えなくても、「なんだか楽しい」「この場所が好きだな」と感じてもらえること。
その小さな感情の積み重ねが、日常を少しだけ豊かにし、世の中を少しだけ良い方向へ動かしていく。
そんなアートの力を信じています。
本企画ディレクター:堤岳彦
担当アーティスト
高橋祐次(絵本作家/画家)

「居場所」をテーマに、空想の街や建物を描いています。
空想上のモチーフでも、自分の暮らす場所からそう遠くないところに、ひょっとしたらあるかもしれない、という距離感を意識して描いています。
1993年 愛知県生まれ
2018年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻 修了
【修了制作 デザインN賞】
個展「幾何学的な空を見る」(八犬堂)
2019年 個展「空はどこだ」(新生堂)
絵本「ぼくはくるま、みんなもくるま」刊行(あかね書房)
個展「旅人と家」(松坂屋名古屋店)
2020年 個展「水平線から来たらしい」(伊勢丹浦和店)
個展「折れた街」(丸善丸の内本店)
堤岳彦(グラフィックデザイナー/画家)

モチーフの要素を簡略化し、グラフィカルな表現で絵画制作をしています。
絵具を粒状に飛ばすスパッタリングという技法で砂絵のような絵肌の表現を追求し、並行してグラフィックデザイナーとしても活動しています。
共同アトリエ「ebc」代表 C-DEPOT副代表 横浜美術大学美術学部非常勤講師 JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)会員
八田大輔(ステンドグラス作家/画家)

ステンドグラスというと色ガラスを繋いだ物、というのが多くの方の認識だと思います。
まずその概念を壊したいと思い制作を続けています。
1979年 神奈川県横浜市出身
2004年 東京芸術大学日本画専攻卒
2005年 ステンドグラス修行の為フランス、アトリエマツダにて
松田日出雄氏に師事
2007年 東京都板橋区にてステンドグラス工房アトリエ・ロッシュ設立
2013年 アトリエを東京都豊島区に移す
企画:C-DEPOT
C-DEPOT(シーデポ)は、絵画、立体、映像、写真、メディアアート等の様々なジャンルを専門分野とする、総勢約100名のアーティストによって構成されているアーティスト集団である。「アート=多様性」を理念に2002年に設立、アーティストと社会の架け橋を作る活動を続けている。
カテゴリー:アート
