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ワッカアートアワード2026 参加募集要項

WACCA ART Awardグランプリ受賞者には、賞金20万円+展覧会制作補助費30万円!
館内での展示・企画展を開催していただきます。

WACCA ART Award 2026

10月23日に応募フォームをオープンいたします。

ABOUT WACCA ART Award

WACCA池袋は、昭和12年に池袋東口で開館した映画館「日勝館」の流れを受け継ぎ、2014年に東池袋に誕生した商業施設です。「まちとひと」「ひととひと」をつなぐことをテーマに、地域に開かれた施設運営を行っています。

WACCA池袋が主宰する「WACCA ART」は、アートとの共創を通じて、施設や地域に新しい発見や体験を生み出すことを目指すプロジェクトです。若い発想や感性を発揮できる場を提供し、アーティストとともに商業施設の新たな価値創造を探求し続けています。

その一環として開催する「WACCA ART Award」では、特に「場所や地域」をテーマとするアート活動を対象に、展覧会やプロジェクトを募集しています。鑑賞者との多様なコミュニケーションを育みながら、商業施設におけるアートの可能性を広げていくことを期待し、毎年アワードを実施しています。

WACCA池袋 館内

応募テーマ「商業施設とアートの水際」

ワッカ池袋 アートスペースの展示例

WACCA IKEBUKUROは、多種多様な店舗とお客様が交わる場所です。

そのお客様の多様さと施設としての安全管理の観点から、展覧会などのアートプロジェクトの実施が難しい側面もありますが、池袋という地域に根差し、不特定多数の人が訪れる場所だからこその、アートプロジェクトの場としての可能性が必ずあると私たちは考えています。

そうしたことから、テーマを「商業施設とアートの水際」といたしました。

商業施設とアートの境界の中で、その関係性の再解釈と拡張を促し、豊かな発見と楽しみを生み出す企画に出会えることを楽しみにしております。

評価基準

  • 既存作品の再展示にはならず、新しい表現に挑戦していること
  • 不特定多数の訴求や鑑賞を前提としていること
  • 施設の安全管理への配慮や柔軟な対応を検討できること
  • 応募テーマを理解し、その可能性を提示できていること
  • キャリアは問わず、今後の継続的に活動する意思があること

審査員

栄真株式会社 代表取締役/WACCA池袋 簱栄一郎 氏

審査員長

簱 栄一郎(はた えいいちろう)氏
栄真株式会社 代表取締役/WACCA池袋

WACCA池袋がアーティストと鑑賞者の出会いと発見、コミュニケーションの場となることを願っております。

ワッカアートアワード 審査員 青木 彬 氏

審査員

青木 彬 (あおき あきら)氏
インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と

1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクター、「KAC Curatorial Research Program vol.01「逡巡のための風景」(京都芸術センター、2019年)ゲストキュレーターなどがある。『素が出るワークショップ』(学芸出版)編著。

ワッカアートアワード 審査員 淺井裕介 氏
© Photo:Yosuke Takeda

審査員

淺井 裕介(あさい ゆうすけ)氏 
美術作家

1981年東京都生まれ。美術作家。土、水、埃、小麦粉、テープ、ぺンなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。近年の主な個展に「なんか/食わせろ」(ANOMALY、2020年)、「淺井裕介―絵の種 土の旅」(箱根彫刻の森美術館、2015-2016年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)、グループ展に「芸術在樵山—広東南海大地の芸術祭」(平沙島、広東省、中国、2022年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)など。2019年に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞。

ワッカアートアワード 審査員  飯石 藍 氏

審査員

飯石 藍(いいし あい) 氏
公共R不動産編集長・シニアマネージャー/株式会社nest取締役

公共空間に関する実践型メディア「公共R不動産」にて、クリエイティブな公共空間活用についての編集・企画等に加え、自治体での公共空間活用プロジェクト等の伴走も全国各地で実施。地元・豊島区では、南池袋公園・グリーン大通りを舞台に取り組む「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく行政・地元企業と協業して推進。メディアと実践を巡りながら、公共・パブリックのあり方を探求中。

近著に『パークナイズ:公園化する都市』(学芸出版社)。

西田 祥子 氏

審査員

西田 祥子 (にしだ しょうこ)氏  
アートマネージャー・ラボ/京都芸術センタープログラムディレクター

1986年佐賀県生まれ。京都大学文学部美学美術史学専攻卒業。直島、東京などで社会と芸術を架橋するアートプロジェクトに携わった後、2024年4月から京都芸術センタープログラムディレクターを務める。「アートマネージャー・ラボ」をはじめ複数のコレクティブにも参画し、アートに関わる誰もが心豊かに暮らせる社会を作ることを目指し活動。

ワッカアートアワード 審査員 戸井田 雄 氏

審査員

戸井田 雄 (といだ ゆう)氏 
一般社団法人 Meets by Arts

1983年神奈川県横須賀生まれ。現代美術作家として活動する中で、アートと地域の関係に興味を持ち、2012年に熱海に移住。熱海のまちづくりに参加しながら、2019年にまちとアートの接点を生み出す施設として「Atelier&Hostelナギサウラ」を開業。アートスクール「Meets by Arts」の企画運営や、地元事業者との制作活動を通じ、アートと地域と事業の良い加減の関係性の模索を続ける。

WACCA運営室 取締役 簱 明美 氏

審査員

簱 明美(はた あけみ) 氏
栄真株式会社 取締役/WACCA池袋

WACCA池袋の施設コンセプトはつながりです。多様なアート、文化、世代が混在する池袋で、アート作品をきっかけに新たなつながりや気づきを自由に楽しめる施設を目指し活動しています。商業施設の中のアートの可能性に出逢える応募プランを期待しています。

募集要項

賞および賞金

WACCA ART Awardグランプリ賞:賞金20万円 + 展覧会制作補助費30万円

選考方法

ご応募応募受付期間 2025年10月23日(木)〜12月31日(水)
応募規約をご確認の上、応募フォームより送信ください。
1次選考書類審査 2026年1月下旬
応募フォームでの選考を実施します。採点方式の選考に加え、審査員の会議にて入選作品を決定。書類選考実施後、速やかに2次審査のご案内を申し上げます。
入選作品は2次選考である、面談審査に進んでいただきます。
2次選考面談審査 2025年2月16日(月)
WACCA IKEBUKUROにて、審査員7名との対面の質疑応答によって、作家の提案をより具体的にヒアリングし、作品への理解を深めた上で、最終選考を実施します。
最終選考面談審査後、最終選考を行い受賞者を決定します。

現地説明会を開催致します。

  • 第1回目:11月20日(木)18時30分 開始
  • 第2回目:12月7日(日)午前10時30分 〜 12時

2025グランプリ展は11月下旬に展覧予定です。

応募条件/資格

  • 個人又はグループ
    ※1個人あるいはグループで3提案まで
    ※個人とグループで出展者として重複する場合には、その合計で3提案までとします。
  • ご受賞後、現地での企画実施、及びお打合せ等に数回程度ご来館できる方
    ※現地打ち合わせは3回程度を想定しておりますが、状況により変動する場合が御座います。
    ご移動の費用については、規定の金額(5,000円/回)を賞金とは別に交通費としてお支払いさせて頂きます。
  • ご自身の作品展示に限らず、キュレーション企画、グループ展企画も募集
  • 企画や作品の制作意図や制作者自身の活動内容を、開催場所への掲示(パネル等)や広報媒体(SNSや取材対応等)での発信など、施設広報活動にご協力いただける方
  • 以下審査スケジュールの内、面談審査(2次審査)にご参加が可能な方
    2026年1月下旬 書類選考実施後、速やかに2次審査のご案内を申し上げます。
    2026年2月16日(月)面談審査(2次審査)
  • 以下スケジュールにて、グランプリ受賞後の企画展実施が可能な方
    (※ご受賞後、作品制作や賞金支払いに関すること、館内の注意事項など書面での確認やご契約を結ばせて頂きます。)
    【プレ展示】
    2026年5月中旬~下旬(約2週間程度を想定)
    実施内容:秋口の本会期に向けたプレ展示企画として実施する作家紹介展
    (※過去作の展示を含む作家紹介の他、秋の企画に向けた展示やワークショップ等、本会期に向けた場としてご活用ください。)
    【本会期】
    2026年11月中旬~下旬(約2週間程度を想定。選考後にアーティストと事務局の協議にて確定。)
    実施内容:グランプリ受賞の企画展

ワッカアートアワード2025はこちら

グランプリ・ご入選者様ご紹介

グランプリ・ご入選者様ご紹介

プレ展示:2025年5月15日~6月1日

日高恵理香プレ展覧会/WACCA ART AWARD2025 グランプリ

ワッカアートアワード2024はこちら

グランプリ・ご入選者様ご紹介

グランプリ・ご入選者様ご紹介

プレ展示:2024年5月16日~6月5日

【WACCA ART AWARD 2024】グランプリ:水田雅也 『福ぶくろう』

本展示:2024年11月15日~11月20日

福ぶくろう/水田雅也 WACCA ART Award 2024 グランプリ展覧会

ワッカアート2023はこちら

プレ展示:2023年5月11日~28日

【WACCA ART 2023】田原唯之 プレ展覧会 

本展示:2023年10月20日~11月13日

【WACCA ART 2023】田原唯之 展覧会

展示スペース紹介

WACCA池袋2階 アートスペース

アートスペース(2階)

WACCA池袋4階 ギャラリースペース

galleryスペース(4階)

WACCA池袋1階 エントランススペース

エントランススペース(1階)

いずれか、又はいずれのスペースも使用することが可能です。

作品規定/応募仕様

提出物

  • 応募用フォーマットをダウンロードしていただき、応募フォームより下記ご提出ください。(10/23に公開予定)
  • 出展者の基本情報
  • 作品コンセプト
  • 制作スケジュール
  • プレ展示の実施イメージ案 
  • 実現したいアイディアや作品、展示プランの詳細説明
  • 作品プランのスケッチ、参考作品画像などアイディアやイメージが分かるもの
  • ポートフォリオや過去の参考作品データ

注意事項

  • 既存、未発表作品(案)、ジャンルは問いません。
  • 搬入搬出、設営撤去はご自身又は実施手配できる内容としてください。
  • 展示スペース及び搬入出可能サイズ(扉サイズ、搬入エレベーターサイズ、長ものサイズ等)は必ず事前にご確認の上、実現可能なプランをご提案下さい。
  • 詳細は応募用フォーマットおよび応募フォーム内にてご確認ください。(10/23に公開予定)
  • その他、詳細はページ下部の応募・展示に関するQ&Aをご覧ください。
  • 本件に関するご質問はこちらまでお問い合わせください。
    wacca-art@wacca.tokyo

応募・展示に関するQ&A

Q. 会期中の展示時間について

Q. 館内で作業出来る時間は? 

Q. 指定の展示場所以外にも過去に実施している様子がありますが、今回も可能ですか? 

Q. 過去の展示企画にて、制作中のスナップ写真や動画の公開、作者のインタビュー動画などがあるが、今回も行われるか?又は、必須でしょうか?。 

Q. グランプリの賞金・展覧会制作補助費はいつ受け取れますか?

Q. 展覧会制作補助費はどのような内容でしょうか?

Q. 電源を取ることは各箇所で可能か?

Q. 荷運び用に借りられる備品はあるか?

Q. 4階ギャラリースペースのカーテンを閉める等、遮光する事は可能か?

Q. アーティスト名以外の個人を特定する情報の公開を控えることは可能か? 

Q. 1階ステージを展示場所にする場合、施設エントランスからの運び入れは可能か?

Q. 音を出す作品などの展示は可能か?

Q. 現地でのサポート体制について

Q. 作品を吊り下げるなどは可能か?

Q. WACCA池袋内店舗とのコラボレーションは可能か? 

Q. プレ展示(5月中旬~下旬)では、必ずしも過去作の展示ではなくても良いか。どのような位置づけで考えるのが良いか。

Q. 出品料などの費用負担はありますか?

Q. 落選した場合もご連絡はいただけますか?

Q. 施設の吹き抜け空間に使用した作品展示は可能か?

Q. 展示の様子がHPにアップされているが、撮影があるのか?

広報:冠那菜奈 協力:Meets by Arts


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