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ワッカアートアワード2025 参加募集要項
WACCA ART AWARDグランプリ受賞者には、賞金20万円+展覧会制作補助費30万円!
館内での展示・企画展を開催していただきます。
応募受付期間:2024年10月23日(水)〜12月31日(火)
10月23日に応募フォームをオープンいたします。
現地説明会を開催致します。
- 第1回目:11月15日(金)18時半~20時(※2024年グランプリ水田雅也さんトークイベントと同時開催)
- 第2回目:11月16日(土)午前11時~12時
※事前申し込み制。申込フォームは近日公開致します。
ABOUT WACCA ART AWARD
WACCA池袋は2014年に池袋東口にオープンした商業施設です。
昭和12年に池袋東口に開業した映画館「日勝館」の流れを汲み取り、地域の中で「つながり」をテーマとした商業施設として、多くの方にご利用をいただいております。
「WACCA ART」は、そんな施設と地域の新しい可能性を見つけ出すためのアートプロジェクトであり、エッジのある多様なコンセプトや面白さを受け入れられる施設を目指しながら、施設としての可能性をより掘り下げるため、「場所や地域」を題材とした新しい価値観を提示してくれるようなアートを対象として、展覧会などの支援を行っています。
応募テーマ「商業施設とアートの水際」
WACCA IKEBUKUROは、多種多様な店舗とお客様が交わる場所です。
そのお客様の多様さと施設としての安全管理の観点から、展覧会などのアートプロジェクトの実施が難しい側面もありますが、池袋という地域に根差し、不特定多数の人が訪れる場所だからこその、アートプロジェクトの場としての可能性が必ずあると私たちは考えています。
そうしたことから、テーマを「商業施設とアートの水際」といたしました。
商業施設とアートの境界の中で、その関係性の再解釈と拡張を促し、豊かな発見と楽しみを生み出す企画に出会えることを楽しみにしております。
評価基準
- 既存作品の再展示にはならず、新しい表現に挑戦していること
- 不特定多数の訴求や鑑賞を前提としていること
- 施設の安全管理への配慮や柔軟な対応を検討できること
- 応募テーマを理解し、その可能性を提示できていること
- キャリアは問わず、今後の継続的に活動する意思があること
審査員
審査員長
栄真株式会社(WACCA池袋運営会社)
代表取締役社長 簱 栄一郎 氏
WACCA池袋という商業施設の「場」を使って、アートが新しい価値や発見、気づきと出会えるコミュニケーションの場となることを期待し、願っています。
審査員
青木 彬 氏(インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と)
1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクター、「KAC Curatorial Research Program vol.01「逡巡のための風景」(京都芸術センター、2019年)ゲストキュレーターなどがある。『素が出るワークショップ』(学芸出版)編著。
審査員
淺井裕介 氏(美術作家)
1981年東京都生まれ。美術作家。土、水、埃、小麦粉、テープ、ぺンなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。近年の主な個展に「なんか/食わせろ」(ANOMALY、2020年)、「淺井裕介―絵の種 土の旅」(箱根彫刻の森美術館、2015-2016年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)、グループ展に「芸術在樵山—広東南海大地の芸術祭」(平沙島、広東省、中国、2022年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)など。2019年に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞。
審査員
飯石 藍 氏(公共R不動産コーディネーター/株式会社nest取締役)
公共空間にまつわる実践型メディア「公共R不動産」において、国内外の事例取材やインタビュー、イベントやアワード等の企画に加え、自治体での公共空間活用プロジェクトのコンサルティング等も実施。また、社会実装プログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて、社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく地元企業と協業して推進中。メディアと実践を巡りながら、公共・パブリックのあり方を探求中。
近著に『パークナイズ:公園化する都市』(学芸出版社)。
審査員
簱 明美 氏
WACCA運営室 取締役
募集要項
賞および賞金
WACCA ART AWARDグランプリ賞:賞金20万円 + 展覧会制作補助費30万円
※展覧会補助費は制作費を限定するものではありません。
選考方法
ご応募 | 応募受付期間 2024年10月23日(水)〜12月31日(火) 応募規約をご確認の上、応募フォームより送信ください。 |
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1次選考 | 書類審査 2025年1月下旬 応募フォームでの選考を実施します。採点方式の選考に加え、審査員の会議にて入選作品を決定。 入選作品は2次選考である、面談審査に進んでいただきます。 |
2次選考 | 面談審査 2025年2月17日(月) WACCA IKEBUKUROにて、審査員5名との対面の質疑応答によって、作家の提案をより具体的にヒアリングし、作品への理解を深めた上で、最終選考を実施します。 |
最終選考 | 面談審査後、最終選考を行い受賞者を決定します。 |
現地説明会を開催致します。
- 第1回目:11月15日(金)18時半~20時(※2024年グランプリ水田雅也さんトークイベントと同時開催)
- 第2回目:11月16日(土)午前11時~12時
※事前申し込み制。申込フォームは近日公開致します。
応募条件/資格
- 個人又はグループ
※1個人あるいはグループで3提案まで
※個人とグループで出展者として重複する場合には、その合計で3提案までとします。 - ご受賞後、現地での企画実施、及びお打合せ等に数回程度ご来館できる方
※現地打ち合わせは3回程度を想定しておりますが、状況により変動する場合が御座います。
ご移動の費用については、規定の金額(5,000円/回)を賞金とは別に交通費としてお支払いさせて頂きます。 - ご自身の作品展示に限らず、キュレーション企画、グループ展企画も募集
- 企画や作品の制作意図や制作者自身の活動内容を、開催場所への掲示(パネル等)や広報媒体(SNSや取材対応等)での発信など、施設広報活動にご協力いただける方
- 以下審査スケジュールの内、面談審査(2次審査)にご参加が可能な方
2025年1月下旬 書類選考実施後、速やかに2次審査のご案内を申し上げます。
2025年2月17日(月)面談審査(2次審査) - 以下スケジュールにて、グランプリ受賞後の企画展実施が可能な方
(※ご受賞後、作品制作や賞金支払いに関すること、館内の注意事項など書面での確認やご契約を結ばせて頂きます。)
【プレ展示】
2025年5月中旬~下旬(約2週間程度を想定)
実施内容:秋口の本会期に向けたプレ展示企画として実施する作家紹介展
(※過去作の展示を含む作家紹介の他、秋の企画に向けた展示やワークショップ等、本会期に向けた場としてご活用ください。)
【本会期】
2025年11月中旬~下旬(約2週間程度を想定。選考後にアーティストと事務局の協議にて確定。)
実施内容:グランプリ受賞の企画展
ワッカアートアワード2024はこちら
グランプリ・ご入選者様ご紹介
【WACCA ART AWARD2024】グランプリ・ご入選者様ご紹介
プレ展示:2024年5月16日~6月5日
本展示:2024年11月15日~11月20日
ワッカアート2023はこちら
プレ展示:2023年5月11日~28日
本展示:2023年10月20日~11月13日
展示スペース紹介
アートスペース(2階)
galleryスペース(4階)
エントランススペース(1階)
いずれか、又はいずれのスペースも使用することが可能です。
- 展示スペース及び搬入出可能サイズ(扉サイズ、搬入エレベーターサイズ、長ものサイズ等)は下記PDFをご確認ください。
- 耐荷重(100㎏/平米)、電気容量(100V15Aまで)
作品規定/応募仕様
提出物
- 出展者の基本情報
- 作品コンセプト
- 制作スケジュール
- プレ展示の実施イメージ案
- 実現したいアイディアや作品、展示プランの詳細説明
- 作品プランのスケッチ、参考作品画像などアイディアやイメージが分かるもの
- ポートフォリオや過去の参考作品データ
注意事項
- 既存、未発表作品(案)、ジャンルは問いません。
- 搬入搬出、設営撤去はご自身又は実施手配できる内容としてください。
- 展示スペース及び搬入出可能サイズ(扉サイズ、搬入エレベーターサイズ、長ものサイズ等)は必ず事前にご確認の上、実現可能なプランをご提案下さい。
- 詳細は応募用フォーマットおよび応募フォーム内にてご確認ください。
- その他、詳細はページ下部の応募・展示に関するQ&Aをご覧ください。
- 本件に関するご質問はこちらまでお問い合わせください。
wacca-art@wacca.tokyo
応募・展示に関するQ&A
Q. 会期中の展示時間について
- 原則、施設の営業時間中(10時~22時)が鑑賞時間となります。
- イベント的に日時を限定した企画の実施を加える事も可能です。
Q. 館内で作業出来る時間は?
- 原則9時30分〜21時、となります。
- 音が出る作業、臭いが懸念される作業、大物資材の搬入、などは5時30分〜9時又は21時〜23時、にて調整となります。
Q. 指定の展示場所以外にも過去に実施している様子がありますが、今回も可能ですか?
- 展示スペースは3か所に限定してご検討をお願い致します。ただし、ご使用の可能性をお約束は出来かねますが、他の場所への使用をご提案に加えてご提出頂く事は可能です。
- 展示場所の複数個所利用は可能です。なお、展示箇所の利用数が直接的に選考結果へ反映されることはありません。
Q. 過去の展示企画にて、制作中のスナップ写真や動画の公開、作者のインタビュー動画などがあるが、今回も行われるか?又は、必須でしょうか?。
- 原則、制作中の写真や動画の公開は行う予定でおります。ただし、公開方法やタイミングはご相談の上、決定させて頂きます。
- インタビュー動画は可能な範囲でご協力頂きたく存じます。
Q. グランプリの賞金・展覧会制作補助費はいつ受け取れますか?
- 賞金はグランプリ決定のご連絡後、速やかにお支払いさせて頂きます。
- 展示制作費は、展示企画実施に伴うご契約のお取り交わし後、ご契約内容に基づき速やかにお支払いをさせて頂きます。
- なお、グランプリ受賞の表彰を実施させて頂きたく、プレ展示初日などにて賞状のお渡しと記念写真撮影などを予定しています。
Q. 展覧会制作補助費はどのような内容でしょうか?
- 制作に掛かる制作資材時、作品運搬(搬出入)、設営設置、展示期間中の損害保険費などを想定しています。
Q. 電源を取ることは各箇所で可能か?
- 可能です。ただし、コンセント口の位置や配線ルートの取り方はご相談の上、決定させて頂きます。
Q. 荷運び用に借りられる備品はあるか?
- 台車1台(サイズ:W450mm,D600mm、重量150kg)、カゴ車1台(サイズ:W7 00mm,D550mm,H1200mm、重量300kg)、をお貸出し可能です。
Q. 4階ギャラリースペースのカーテンを閉める等、遮光する事は可能か?
- 原則、開放頂きます。ただし、照明作品等の「明かり」が作品対象となる場合は柔軟に対応させて頂きます。
Q. アーティスト名以外の個人を特定する情報の公開を控えることは可能か?
- 可能です。広報PR活動などについては対応の仕方をご相談させて下さい。
Q. 1階ステージを展示場所にする場合、施設エントランスからの運び入れは可能か?
- 可能です(事前にご申請をお願い致します)。搬入車両を公道に停車の上で作業される際は、ご自身にて道路使用許可のご取得をお願い致します。
Q. 音を出す作品などの展示は可能か?
- 可能です。ただし、音量についてはご相談をさせて頂きます。(例:店舗の営業を妨げる音量を控える、など)
Q. 現地でのサポート体制について
- 原則、受賞後のご制作や設営などの必要な体制は受賞者様ご自身にて必要なサポートをご手配・用意をお願い致します。
Q. 作品を吊り下げるなどは可能か?
- 各箇所により実施方法が異なりますが、原則可能です。また、重量制限についても箇所により異なり、吊る以外にも転落・脱落防止のための方策を協議させて頂くなど対応をご相談させて頂きたいと考えております。 ※既設ピクチャーレールの使用に際しては、15キロ程度までを目安としております。
Q. WACCA池袋内店舗とのコラボレーションは可能か?
- お声がけ、ご相談を申し上げることは可能です。各店舗事、又はタイミングなど諸事情によりこれまでは難しいことが多くございました。その旨、ご承知頂けますと幸いです。
Q. プレ展示(5月中旬~下旬)では、必ずしも過去作の展示ではなくても良いか。どのような位置づけで考えるのが良いか。
- 受賞者の方の紹介や挨拶の場として考えています。過去作ほか、必ずしも作品の展示とせずに、受賞者の方のプロフィールや受賞作品の説明パネルの展示にするなど、柔軟にご相談させて頂ければと思います。
Q. 出品料などの費用負担はありますか?
- 費用のご負担はありません。
Q. 落選した場合もご連絡はいただけますか?
- 選考に通過した方にのみ、メールにてご連絡をお送りいたします。