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現役探偵に会える、「探偵バー」女ひとり潜入記

日も暮れきった11月某日、わたくしが降り立ったのは、池袋駅北口。
今回、わたくしが好奇心まるだしでお邪魔したのは、本物の探偵さんが働いているという「探偵Café プログレス」です。

tantei_1池袋の雑居ビル9Fという知る人ぞ知る隠れ家すぎる立地。
夜19時以降はバーですが、昼間はリーズナブルにコーヒーが楽しめるカフェとして営業しています。

tantei_2こちらは、池袋を拠点とし、実際にあらゆる探偵業務を請け負う「総合探偵社プログレス」が経営母体。なぜ探偵社がカフェ&バーを経営しているのか謎ですよね。
探偵といえば一般的には、映画やドラマの影響もあって、ダークサイドなイメージ。オープンの経緯としては、まさにそんな誤解を打開し、身近なところで広く探偵の仕事を知ってもらうための“アンテナショップ”としてオープンしたそうです。

tantei_3かくして、もっとも気になるのが、探偵社には一体どんな依頼が舞い込むのか?ということ。もちろん、ミーハー根性よろしく聞いてまいりました。予想どおりでしたが、浮気調査が相談の7割を占めるそうです。

tantei_4テーブルには、実際に“浮気調査”で提出される浮気現場の一部始終をまとめたレポートのレプリカが置いてあり、臨場感満載です。

昼ドラ並みにドロドロした話ばかりかと思いきや、こんなほっこりする美談も。
ある案件で、定期的に深夜帰りする夫の浮気を疑う妊娠中の妻からの依頼で、探偵さんが実際に尾行してみたところ、その夫は女性の元ではなく、なぜかひとりで繁華街へ。目的は、出産資金を少しでも稼ぐために居酒屋でアルバイトをするためだったそうです。

tantei_5ちなみに調査依頼で2番目に多いのが、“人探し”とのことでした。「初恋の人を探してほしい」という、年配の方からのロマンチック(?)な依頼もけっこう多いそうです。

せっかくなので、カクテルをつくってもらいました。

tantei_6同店オリジナル「チーター(浮気者)」というすみれ由来のバイオレットカラーのカクテル。ほどよくほろ苦くてキレのある、大人っぽいテイスト。オリジナルカクテル800円、その他ドリンク類は700円〜。

tantei_7シェイカーをふるうのは、かわいすぎる女子探偵のChikaさん。
通常業務では尾行などもバリバリこなし、時には、男性の同僚の探偵さんとカップルに扮してホテル街を歩くこともあるそうです。

tantei_8指紋鑑定や精液鑑定キット、振り返らなくても背面が見えるサングラスなど、探偵ならではの専門グッズも販売していて、非日常気分を味わえます。

tantei_9今回、なんといっても、本格的なカクテルを飲みながら、本物の探偵さんから世の中のリアルをそっと教えてもらえたのが、かなり斬新な体験でした。
さらに、女性バーテンダーがいる店なので、女ひとり飲みもはかどります。探偵というと男性が興味を持ちそうなキーワードですが、実際にここを訪れるお客さんの半数は女性だそうです。これを機に、わたくしの「ひとり飲みできる店リスト」に加えてみたいと思います。

探偵Café プログレス
バータイム/19:00~4:00
カフェタイム/11:30~17:30
東京都池袋2-47-12第Ⅱ絆ビル9階
http://tantei-cafe.com/index.html
tel:03-6698-2263

庄司真美 庄司真美
雑誌やWeb、広告で編集・ライター・フードスタイリストとして活動。特技の“ひとり上手”が高じ、ひとり遊びにぴったりなスポットを紹介するブログを公開中。座右の銘は、「1人を楽しめない奴は、大勢も楽しめない」